シャノンは2月1日、同社のセミナー管理システム「スマートセミナー」のブランドを一新。新機能を追加したほか、ブランド名称を「SHANON MARKETING PLATFORM」に変更した。
SHANON MARKETING PLATFORMは、セミナーやイベントなどマーケティング活動の管理に特化したSaaS型アプリ。申込フォームや告知サイトの作成、メール配信、来客の管理などの機能を利用できる。
最新版では、従来の機能に加えてリードのウェブ閲覧履歴をリアルタイムに取得できる機能やメールマーケティングを強化するステップメール機能を追加。また管理画面は、日本語に加えて英語に対応。入力データについても、これまでの日本語と英語に加え、中国語、韓国語、ロシア語など複数言語に対応した。
さらに、スマートセミナー上で公開されているAPIの外部データバンクとの連携範囲を拡充。基本情報だけでなく検索条件や活動履歴とも連携可能になり、外部システムとの連携開発が容易になった。連携する外部アプリも拡充し、これまで対応していたSalesforce CRMやGMOペイメントゲートウェイのアプリに加え、新たにネクスウェイのFAX配信やNTTコムウェアのRFID来場者動線分析サービスに対応した。
シャノン代表取締役最高経営責任者の中村健一郎氏は、SHANON MARKETING PLATFORMを「広告以外のすべてのマーケティング活動がワンストップで解決するサービス」と説明する。また、同システムを中心としたコンサルティングやアウトソーシングなどトータルサービスを提供することで、企業が抱えるマーケティングの課題を解決できると語った。
料金は、初期費用が10万円から、月額料金が1万5000円から。2006年にリリースされたスマートセミナーは、大企業を中心に累計300社以上に採用された実績を持つ。中村氏は、今後の2年間でSHANON MARKETING PLATFORMを新たに350社に導入すると目標を掲げ、2年間で約5億円の売上を目指すとした。
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