プリンストンテクノロジーは1月28日、グラフィックペンタブレット「Sirius R Tablet(PTB-S2BK)」 とリモートアクセス対応HDD「myDitto」(DE-MD2H2T)を発表した。
PTB-S2BKは、「Sirius」シリーズとして2009年に発売を開始した「PTB-S1BK」に続く製品だ。発売は2月上旬で、希望小売価格は1万6800円。
入力エリアは203.2mm×127mmで、2048段階の筆圧レベルに対応。ペンの動きを再現する最大0.00635mmの高精度な読み取り分解能や傾き検知機能によって微妙なタッチを感知し、今までにない表現が可能になったとしている。
デザインは丸みのあるシンプルなフォルム。ペンを使って描く際に腕を置いても自然になじみ、フィットしやすくしたという。新形状のペンは、バッテリ不要でペンを軽量化し、長時間使用した際の手の疲労を軽減する。本体にはメカニカルホイールを搭載しており、ズームイン・アウトや縦スクロール、ボリュームコントロールが行えるほか、アプリケーションや消しゴムなどの8つの操作を登録できる「エクスプレスキー」を搭載した。
myDittoは、難しいネットワーク設定をすることなく、外部からmyDittoへのアクセスが簡単にできるネットワーク接続型のHDDだ。1テラバイトのHDDを2台搭載している。発売は2月上旬で、希望小売価格は3万9800円。
付属するユーザー用USBキー「DE-USBKEY2」に収められたクライアントソフトを起動すると、インターネット経由でmyDitto本体へアクセスし、データのダウンロードやアップロードが可能になる。iTunesサーバ機能にも対応しており、PCとmyDittoが同一ネットワーク内にあればiTunes上から直接myDittoへデータを送信できるという。
無償提供されるiPhoneアプリをダウンロードすることで、iPhoneからもアクセスができるほか、春にはAndroid搭載スマートフォンにも対応する見通し。
なお、DE-USBKEY2は直販サイト「プリンストンダイレクト」で販売しており、買い足すことができる。価格は2本セットで2980円。最大30ユーザーまで使用でき、同時接続は最大4ユーザーまで。
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