マクロミルは1月28日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Facebook」を利用している人を対象に実施した、Facebookの利用実態調査の調査結果を発表した。
調査によれば、Facebookの使い方としては「友達の近況をチェックする」と回答した人が50.0%と最も多く、次いで「昔の友達を探す」が39.4%、「自分の近況を報告する」が32.4%、「海外の友達を探す」が30.0%となった。
Facebookの良いところは何かという質問では「全世界でユーザーが多い」という回答が63.6%と最も多く、「実名なので知人を見つけやすい」が37.2%、「実名なので情報に信憑性がある」が34.8%となった。ほかに「学生時代の友達と連絡がとれ、同窓会が開けた」「海外の人と接して語学の勉強になる」などのコメントがあった。
Facebookに登録したきっかけを尋ねたところ、「友達に勧められたから」が41.4%で最多、次いで「話題になっているから」が22.4%、「海外で流行っていた」が12.6%となった。登録した時期は、全体の65.6%が「2010年以降」となっており、映画やテレビ、雑誌の特集で興味を持ったという声があがった。また、2009年以前から利用している人の約半数は海外居住経験があることがわかった。
Facebook上に個人情報をどこまで公開しているかについては、78.6%が「実名」を登録していることがわかった。Facebookで個人情報を公開することに対する不安の有無を尋ねると「不安はない」が48.4%、「不安がある」は51.6%だった。
Facebookを利用する際に気をつけていることは、「個人情報を誰にどこまで見せるか範囲を設定する」が63.8%、「知らない人からの『友達申請』は安易に承認しない」が58.0%だった。
Facebookは「世界中とつながっている感覚がある」と感じている人は70.0%、「実名登録だから現実の世界に近い」と感じている人は69.0%だった。「匿名性を好む日本の文化には合わない」と考える人は63.2%いた。一方で、今後、日本で普及すると思うかという質問には、65.8%が「普及すると思う」と回答している。
調査期間は1月26日〜1月27日。回答者数は500人。
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