Sony Ericssonは米国時間1月14日、ワイヤレスブロードバンドプロバイダーClearwireの緑と白の渦を巻いたロゴが同社のロゴと似ており、商標権を侵害されたとして米国バージニア州の連邦地方裁判所に提訴した。Sony Ericssonによれば、同社はClearwireが類似したロゴを使用する計画であることを2009年末に知り、2010年1月にClearwireに対して抗議したという。ClearwireはWiMAX技術を使用したワイヤレスブロードバンドネットワークを全米で展開しており、5月には同社のWiMAXサービスを利用する携帯電話機を販売する計画であると発表した。その後11月には、この計画を延期したと述べている。
携帯電話機メーカーであり携帯電話機を販売しているSony Ericssonは、「Clear」と記載されたこのロゴを使用した携帯電話機を販売するというClearwireの計画は消費者を混乱させると述べている。Sony Ericssonは2001年の設立以来、現在のロゴを使用している。Sony Ericssonは裁判所に対し、Clearwireによる同社の商標および著作権侵害を中止させるよう求めている。また、損害賠償と裁判費用として少なくとも15万ドルを求めている。
Clearwireの担当者はコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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