AMDは米国時間1月10日、最高経営責任者(CEO)のDirk Meyer氏が同社取締役会との合意を受け、辞任する計画であることを明らかにした。
AMDの最高財務責任者(CFO)であるThomas Siefert氏がMeyer氏の後任として暫定的に新CEOとなる。
AMDは10日、「取締役会は、われわれには長期的にみてますます多くの株主利益を創出する機会があると考えている。これには、同社が飛躍的な成長を遂げ、市場での主導権を確立し、より良い利益を生み出す必要がある。われわれは、現時点における指導体制の変更がこれらの目標を達成する同社の能力を増進することになると考えている」とプレスリリースで述べている。
Meyer氏は1995年からAMDで多種多様の重要な技術的役割を担い、2008年7月にHector Ruiz氏の後任としてCEOとなった。Meyer氏の在職中、AMDの財政はいくらか回復し、またこれを後押しする形で、2009年11月にはIntelがAMDに対して12億5000万ドルを支払うことで独占禁止法違反をめぐる訴訟で和解に達した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス