Sony Ericsson Mobile Communicationsは1月6日、コンシューマーエレクトロニクス分野で世界最大の見本市「2011 International CES」において、Androidの最新バージョン2.3を搭載したスマートフォン「Xperia arc」を発表した。Xperia arcは、2011年に発表が予定されているXperia新世代スマートフォンの第1号。
Xperia arcは、最薄部8.7mmの薄さと、手になじみやすいプレミアム素材を使用した美しいarc(アーチ型)ボディを特長とするスマートフォンだ。マルチタッチに対応し、従来のXperia(4.0インチ)よりも大きい4.2インチワイド画面を採用した。サイズは、高さ125mm×幅63mmで、重さは117g。カラーは、Midnight BlueとMisty Silverの2種類をそろえた。
外見だけでなく、内部性能にもこだわっている。ソニーのテレビ「ブラビア」で培った映像テクノロジ「モバイル・ブラビア・エンジン」の採用に加え「リアリティ・ディスプレイ」を搭載することにより、鮮やかで迫力のある画像を再生できるという。カメラの画素数は、従来のXperiaと同じ8.1メガピクセルだが、新たにビデオカメラ「ハンディカム」やデジタルカメラ「サイバーショット」に搭載されているソニー製裏面照射型CMOSセンサ「Exmor R for mobile」を搭載。F 2.4のレンズを採用した。屋内外の十分な光がないシーンでも、鮮やかな高画質の静止画とHD動画を撮影できるとしている。
Xperia arcにはHDMI端子を搭載。HDMIを経由すれば、HD画質の静止画や動画を自宅の大画面テレビで閲覧できる。
Xperia arcは、日本など世界の主要マーケットで第1四半期より発売するとしている。
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