Motorolaの長期にわたる分社計画がついに始動した。
Motorolaから分社化されたMotorola Mobility Holdings(ティッカーシンボルはMMI)とMotorola Solutions(同MSI)の株式取引が米国時間1月4日にニューヨーク証券取引所(NYSE)で開始された。
Motorola Mobilityは、携帯電話やセットトップボックスなど消費者向けのラインアップを提供する。同社は、急成長するAndroid搭載スマートフォンの成功に乗じた形での独立となった。Motorolaは2010年第3四半期、約4年ぶりにモバイル端末で営業利益(300万ドル)を計上している。同社は、380万台のスマートフォンを含む、910万台の携帯電話を出荷した。
Motorola Mobilityの会長兼最高経営責任者(CEO)であるSanjay Jha氏は、「Motorola Mobilityがこの重要なマイルストーンに達したことをうれしく思う。計画から2年以上が経ち、本日、われわれはニューヨーク証券取引所で取引される財政力のある独立企業として操業を開始した」と声明で述べた。
Motorola Solutionsは、エンタープライズとネットワークビジネス製品を取り扱っていく予定である。
当時苦戦を強いられていたMotorolaが2社に分社する計画を発表したのは2008年3月のことだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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