Invensys製バッチ処理ソフトウェアにバッファオーバーフローの脆弱性

 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月16日、Invensysが提供するバッチ処理ソフトウェア「Invensys Wonderware InBatch」と「Foxboro I/A Series Batch」にバッファオーバーフローの脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

 これらのサポートされているすべてのバージョンのlm_tcpサービスには、150バイトのバッファに文字列をコピーする際にバッファオーバーフローを引き起こされる可能性がある。悪用されると、lm_tcpサービスにアクセス可能な第三者からDoS攻撃を受けたり任意のコードを実行されたりする可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。9001/tcpへのアクセスを制限することで、脆弱性の影響を軽減できるとしている。

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