米連邦取引委員会(FTC)は米国時間12月1日、特定の種類のウェブマーケティングの制限を目的とした「Do Not Track(追跡拒否)」リストについて、その概念を提案した122ページに及ぶレポート(PDF)を発表した。FTCの議長であるJon Leibowitz氏は1日、「ほとんどの委員は、今や『Do Not Track』メカニズムが必要だと考えている」と語った。ただし、これを強制力のある規制にしようとはしておらず、「われわれがしていることは、企業に対してベストプラクティスを提供することだ」と述べた。
少なくとも現時点では、Do Not Trackリストはサードパーティーの行動ターゲティング広告に対するオプトアウトの手段の提供を想定しており、独自のユーザープロファイルを構築しているウェブサイトには影響しないだろうと考えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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