Facebookが米国時間11月15日に大規模な自社メッセージングシステムの刷新を発表したが、その裏でZenbeという新興企業から人材を獲得していたことが明らかになった。
Zenbeは10月8日、自社の電子メール製品「Zenbe Mail」の提供終了を発表していた。米CNETは同月、これは、FacebookがZenbeの知的財産を手に入れ、同社従業員の一部を獲得したためであるという話を情報筋の1人から聞いた。しかし当時、この取り引きは明らかにされず、FacebookとZenbeの両社からコメントを得られなかった。
Zenbeは11月16日、FacebookがZenbeのエンジニア3人を獲得したことを正式に認めた。企業そのものの買収ではないため、Zenbeは新製品の開発を続けるという。最高経営責任者(CEO)のAlan Chung氏は声明で、「Facebookが新しい統合型のメッセージング製品をローンチすることが今週発表された。数カ月前、Zenbeのエンジニア3人が人材獲得の一環としてFacebookに加わり、われわれがこの件でわずかながらも関与できて嬉しく思う」と述べている。
Facebookは声明で、「Zenbeの従業員3人を人材獲得の一環として2010年に入ってから雇い入れたことを認める」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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