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国内サーバ市場、x86サーバ主体の製品構成への転換が加速--IDC予測

富永恭子(ロビンソン)2010年11月11日 17時56分
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 IDC Japanは11月11日、2010年から2014年の国内サーバ市場予測を発表した。IDCでは、国内サーバ市場の年間平均成長率は、2009年から2014年までの5年間でマイナス3.5%と予測している。

 2010年上半期の国内サーバ市場規模は、前年同期比マイナス10.5%の2239億円となった。x86サーバとIA64サーバがプラス成長だった一方で、他の製品分野は2桁のマイナス成長と大幅に減速している。また、2010年通年の国内サーバ市場は、前年比マイナス7.5%、市場規模は4446億円になるとIDCでは予測している。製品分野別では、x86サーバとIA64サーバの出荷金額がプラス成長となる見込みだという。

 一方、2014年の国内サーバ市場規模は、4019億円になるとIDCでは予測している。2009年から2014年の年間平均成長率は、マイナス3.5%と小幅縮小に収まるとIDCではみており、2013年は1桁ながらプラス成長になると予測している。

 IDC Japan サーバーリサーチマネージャーの林一彦氏は「2009年は、景気後退の影響により、2001年以降最大のマイナス成長を記録した。2010年は景気後退の影響が残り、市場全体としてはマイナス成長となるが、ユーザーのサーバへの投資が戻ってきており、x86サーバとIA64サーバはプラス成長に転じ、回復基調に入るとみている。今回の景気後退は、ユーザー企業のコスト意識を高めた。その結果として、国内サーバ市場の構造変化を加速させている。国内のサーバ市場は、低価格製品へのシフト、そしてx86サーバ主体の製品構成への転換が加速すると予測する。そのため、サーバ市場全体に対するx86サーバの出荷金額比率は、2009年の46%が、2014年には59%に上昇する」と分析している。

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