あなたが10代の子を持つ親で、子どもが「Facebook」で行き過ぎた個人情報を共有しているのではないかと心配することなく、Facebookを利用できるようにしてやりたいと考えているならば、今回新たに公開されたガイドが役に立つだろう。
米国時間11月8日に公開された「A Parents' Guide to Facebook」は、実践的なステップバイステップによる手順を画像入りで解説しており、安全性、プライバシー、評判の保護に関する情報を提供するほか、コンピュータや携帯電話によるFacebookの利用法も示す。また、Facebookの初期設定は大人にとっても本来保証されるべきプライバシーを十分には保護していないと指摘したうえで、プライバシー上の環境設定を行うための具体的な推奨事項も提示している。
このガイドは、Internet Keep Safe Coalition(iKeepSafe Coalition)と非営利団体Tech Parenting GroupのプロジェクトであるConnectSafelyが主催する第4回年次カンファレンスFamily Online Safety Instituteで公開された(Tech Parenting Groupの共同ディレクターは、CBS.comへの寄稿者でもあるSafeKids.comのLarry Magid氏が務めている)。
Facebookも2010年に入って独自のSafety Centerを立ち上げ、保護者や未成年者向けの情報を提供している。
オンラインでもオフラインでも、10代の子どもたちの活動を把握することに苦労している保護者にとって、今回公開されたガイドは間違いなく歓迎すべきリソースとなるだろう。最近の調査では、ソーシャルネットワークが10代の若者のプライバシーを保護するために十分な対策をとっていないことが明らかになっている。先ごろ1人の少女が誤って個人的なホームパーティーに数千人もの見知らぬ人々を招いてしまったという失敗があったのだが、このガイドがあれば、10代の若者がそんな間違いを犯さずにすむかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス