宇宙からのTwitterメッセージが届いてから一年足らず、宇宙飛行士たちはすでに位置情報サービスを使い始めている。国際宇宙ステーション(ISS)第25次長期滞在チームの指揮官であるDouglas C. Wheelock氏は米国時間10月22日午前、ロケーションベースのソーシャルネットワーク「Foursquare」でISSに「チェックイン」して「NASA Explorer」バッジを手に入れた。
Foursquareでビジネス開発を担当するEric Friedman氏は同社のブログで、Wheelock氏は「宇宙からロケーションベースのサービスを利用した史上初の人物だ」と述べている。
今回のチェックインは、米航空宇宙局(NASA)の宣伝も兼ねている。というのもNASAは、地球上にいる一般のFoursquareユーザーに、同サイト上にあるNASAのプロフィールをフォローしたり、スミソニアン国立航空宇宙博物館やUSスペースキャンプ、ジェット推進研究所といった場所にチェックインして情報やポイントを取得したりするよう促しているのだ。
したがって、一般のFoursquareユーザーもNASA Explorerバッジを取得できる。Foursquareでは以前、一般人ではまず到達することが難しい北極にチェックインしなければ手に入らないスポンサー付きのバッジを提供して注目を集めたが、今回はそれとはいささか事情が異なっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス