Evernoteは10月19日、シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるSequoia CapitalがリードするシリーズCの投資ラウンドで、2000万ドルの資金調達に成功したと発表した。従来からの株主であるMorgenthaler Ventures、DOCOMO Capital、Troika Dialogも投資に参加している。また今回の投資に伴い、Sequoia CapitalのパートナーであるRoelof Botha氏がEvernoteの取締役会にオブザーバーとして参加する。
Evernoteはこの資金を新たなプロダクトの開発や新しいマーケットへの進出のために使用するとしている。現在、クラウド型のデータ連携サービス「Evernote」のユーザー数は全世界で470万人にのぼるという。
今回の資金調達について、Evernote CEOのPhil Libin氏は「Evernoteの歴史上で今回の投資は最大の出来事。Roelof Botha氏とSequoia Capitalがわれわれのチームに参加してくれることは、現在のEvernoteの勢いをさらに確固たる収益化に向けて前進させるものだ」とコメント。今後は、未開拓だったターゲット層や地域、新たなパートナーとのビジネス提案などを積極的に行っていく考えを示した。
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