電通は10月18日、AR(Augmented Reality:拡張現実)を活用した技術開発およびソリューション体制の強化を目的として、AR分野の技術開発力を持つコンセプトと業務提携したと発表した。
両社は今回の提携により、電通が9月に発表したiPhone用画像認識アプリ「Scan it」を活用したARプラットフォームサービスを共同で開発するとともに、Android端末などのスマートフォンや今後登場する他の携帯端末を想定したマルチデバイス向けの対応を進めるとしている。
また、コンセプトが開発したAR技術「Qoncept AR Engine」をScan itに搭載し、両社のノウハウを活用したソリューションサービスを提供するという。Scan itは商品パッケージや新聞、雑誌、電車の中吊り広告などの平面画像を認識して、動画、写真、音楽などのコンテンツを自動再生するアプリケーション。従来の画像認識アプリのような読み取り用マーカを必要とせず、平面画像自体の特徴をそのまま画像イメージとして認識できるという。
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