大日本印刷(DNP)は9月21日、白色発光する無機ELパネルと印刷物を組み合わせた「光るポスター」を発売した。
光るポスターは、カラー印刷したポスターの後ろから無機ELの照明光を発光させることで、図柄をアニメーションのように浮き上がらせるというもの。曲面に設置することもできる。蛍光灯やLEDを光源とする電飾看板に比べて、設置に要する電気工事などの費用負担が少ないほか、消費電力も電飾看板の約60%だという。
DNPは、光るポスターをチラシやPOP(店頭広告)、デジタルサイネージと組み合わせ、駅構内やショッピングセンターなどに提案していくという。また、耐久性や強度を高め、屋外でも使用可能な光るポスターを開発するとのこと。
価格は、B1判(728×1030mm)100枚の場合で、1枚あたり26万7000円(税別)。DNPでは2013年度までに5億円の売上を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」