DNP、無機ELと印刷物を組み合わせた「光るポスター」を発売

藤井涼(編集部)2010年09月21日 15時13分

 大日本印刷(DNP)は9月21日、白色発光する無機ELパネルと印刷物を組み合わせた「光るポスター」を発売した。

  • 光るポスター

 光るポスターは、カラー印刷したポスターの後ろから無機ELの照明光を発光させることで、図柄をアニメーションのように浮き上がらせるというもの。曲面に設置することもできる。蛍光灯やLEDを光源とする電飾看板に比べて、設置に要する電気工事などの費用負担が少ないほか、消費電力も電飾看板の約60%だという。

 DNPは、光るポスターをチラシやPOP(店頭広告)、デジタルサイネージと組み合わせ、駅構内やショッピングセンターなどに提案していくという。また、耐久性や強度を高め、屋外でも使用可能な光るポスターを開発するとのこと。

 価格は、B1判(728×1030mm)100枚の場合で、1枚あたり26万7000円(税別)。DNPでは2013年度までに5億円の売上を目指す。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]