NTTデータは9月17日、企業向けパブリッククラウド「BizXaaSプラットフォームサービス」の新たなラインアップとして、「文書管理サービス」「EDIサービス」の提供を開始した。合わせて、2011年度よりIFRS(国際財務報告基準)対応ソリューション「連結クラウド」をNTTデータビズインテグラルから提供することも発表された。
新たに提供される「文書管理サービス」は、文書ファイルのアクセス管理や情報漏えい対策などの高度なセキュリティ機能や、決裁文書の進捗を把握できるワークフロー機能など、文書ファイルを管理、活用することで業務改善を支援するサービス。文書の更新、登録、階層管理、ダウンロード等の権限を階層単位、文書単位で設定できるほか、利用者の操作ログや管理者のデータベース作成等の操作ログなどのアクセスログ管理も行える。また、画面設計やメニュー表示に加え、基幹系システムとの連携、英語、中国語への対応など、柔軟なカスタマイズが可能という。
「EDIサービス」は複数のシステム同士のデータ連携を簡易に行えるサービス。BizXaaSのアプリケーションとユーザーの既存システムを、従来のようなプログラム構築を必要とせずに連携できる。データ連携のための「ヒアリングシート」にルールを記述することで、必要な設定はNTTデータ側で行い、ユーザーによるプログラムの開発、サーバの準備、システム運用が不要となる点が特長だという。
「連結クラウド」はクラウドによる連結会計のIFRS早期対応、経営の見える化実現を支援するサービス。連結会計に必要なパッケージ、グループ各社における個別会計を行う「Biz∫会計」、企業グループ全体の総勘定元帳を統合化する「Biz∫G元帳」、グループ全体の連結会計を行う「Biz∫連結」といった企業グループの連結会計に必要なパッケージを一括してクラウド環境上で提供する。NTTデータビズインテグラルより提供される予定だ。
BizXaaSプラットフォームサービスでは、今後、バックオフィスERP等、業務アプリケーションの提供をさらに拡充していくとしている。
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