ソフトウェアAG、BPM基盤「webMethods 8日本語版」の提供開始

ZDNet Japan Staff2010年09月16日 16時15分

 ソフトウェア・エー・ジーは9月16日、同社の中核製品であるwebMethodsプラットフォームの最新版「webMethods 8 日本語版」(以下、webMethods 8)の提供を開始したと発表した。

 webMethods 8は、企業のオープンアーキテクチャと既存インフラ資産の双方を活用しながら、ビジネスプロセス改善とシステム統合を行うための基盤製品。作業に掛かる時間とコストを削減し、IT部門とビジネス部門の緊密な連携によるエンドユーザーの生産性向上を実現するという。

 webMethods 8では、従来製品よりもスイートに含まれる製品の統合を強化しているという。また、企業統合、B2B、ビジネスプロセス管理、BAM(ビジネス・アクティビティ・モニタリング)、SOAガバナンスの個々の機能についても、新機能や機能強化を行っているとする。具体的には、BPMとSOAを単一のアセットの記録システムと連携し、ビジネス部門とIT部門双方での再利用や変更管理を実現できるビジネスサービスリポジトリ「CentraSite ActiveSOA」、動的なワークスペースやアドホックなワークフローが追加されたBPM機能、Eclipseベースの統合設計環境、よりリアルタイムのパフォーマンス伝達に優れたBI機能、ビジネスユーザーがアプリケーションやワークスペースのテンプレートを構築できるセルフサービス機能などがある。

 同社では、企業がwebMethods 8を導入することで、プロセス統合またはシステム統合、およびプロセス向上のための時間とコストを25%以上削減できるとしている。また、webMethods 8へのアップグレードを検討しているユーザー向けに2日間の「バージョンアップ無償診断サービス」の提供を行うという。同サービスでは、ユーザーの現在の利用状況をヒアリングするとともに、ハードウェア、ソフトウェア構成と利用状況の確認、専用の分析ツールによる自動分析、複雑度や品質管理およびリスク、互換性のレポートを含む分析結果の報告などを行うとしている。更に詳細な情報を希望するユーザーに対しては、より詳細な分析やプロジェクト計画などを提案する5日間の有償診断サービスも提供する。

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