Texas Instruments(TI)はコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2010」で、nHD解像度の新しい「DLP Pico」チップセットを発表した。この新チップセットは、サイズが干しブドウほどで、解像度が640x360ピクセルのプロジェクターに対応できるという。
TIによると、新モデルは、1000:1という優れたコントラスト比による鮮明な黒表現、広い色再現域、低い消費電力が特長だという。
DLP Picoを採用している企業には、Dellやサムスンなどがある。DLPテクノロジは従来型のプロジェクターにも利用されているが、主力となる用途はデジタルシネマだ。「DLP Cinema」チップセットは、1万9000のデジタルシネマスクリーンで採用されており、そのうち、1万のスクリーンは3D映画の上映が可能で、117のスクリーンはより大きな映写フォーマットであるIMAXに利用されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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