Hewlett-Packard(HP)の元最高経営責任者(CEO)であるMark Hurd氏が、もう1つ職を失う。
米国時間8月31日に米証券取引委員会(SEC)に提出された議決権行使委任状によると、Hurd氏は、News Corp.の取締役会の再選に推薦されず、10月15日の同社の年次株主総会の後、同職を退任するという。
Hurd氏は、2008年2月からNews Corp.の取締役を務め、同社の指名および企業統括委員会を構成する5人の取締役のうちの1人であった。
News Corp.は米CNET宛ての電子メールによる声明で、「同社とMark Hurd氏との間の議論の末、同社の2010年次株主総会における取締役会の再選候補に、同氏を推薦しないことを決定した」と述べた。
Hurd氏は、元HP契約社員のJodie Fisherさんが訴えたセクハラ疑惑の調査の後、8月6日にHPを辞任した。HPは、社内調査の末、Hurd氏は同社のセクハラに関する規定に違反していなかったことを明らかにした。しかし取締役会は同氏が、業務遂行規定に違反していたことを発見している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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