根が否定的な人を好きな人はいない。これは、面接への取り組み方全般についてだけではなく、以前の職場についてどう話すかということにも当てはまる。以前の勤め先をこき下ろす人は、現在の勤め先に対しても悪く言うと見られるだろう。面接官は、否定的な態度が企業の中で疫病のように広がる場合があることを知っている。前向きに振る舞うことだ。もし面接官が、前の勤め先を辞めた理由をたずねてきたら、必ず前向きな理由をつけること。「あの会社には成長の余地がありませんでした」と言うのではなく、「わたしのスキルは、その会社にはなかった(あるいはその会社では就けない)職種でより効果的に生かせると感じたからです」という風に話そう。
わたしは何度も面接を受けてきたが、最高の面接にするために大切なことの1つが落ち着くことだ。神経質になっていたり、緊張していたり、不安になっていたりすれば、面接官にははっきり分かってしまう。そうなれば、汗をかき、手は震え、言葉はつっかえ、矢継ぎ早に浴びせられる質問に答えるのは難しくなってしまう。これを避けるためにわたしが使っていたトリックは、面接の直前に違う作業で頭をいっぱいにしておくというものだ。本を読むのでも、ゲームをするのでも、迫り来る面接から気を逸らすことのできるものなら何でもいい。それを面接の直前にやってみてほしい。先方に早めについて、待合室で本を開く。読書をして、リラックスする。頭をいっぱいにできれば、読むのは本でも新聞でもいい。そのような行動は緊張を解く役に立ち、面接官はあなたを落ち着いた、冷静な人物だと考えるだろう。
これらのヒントは、長年の間わたしを助けてくれ、わたしは多くの面接で成功した。読者は、面接で使った競争相手に打ち勝つ方法を持っているだろうか。もしあれば、他の読者とも共有して欲しい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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