ロジクールは8月10日、フルHD対応を含むHD対応のウェブカメラ4機種6製品を発表した。8月27日より順次発売する。ロジクールオンラインストアとロジクール製品取扱店で販売する。
特長は、エントリー向けからハイエンド向けまで、全ラインアップでHD動画に対応したことだ。ロジクールでは、ワイド画面のPCの増加や「YouTube」などHDワイドスクリーン対応サービスの登場、HDテレビの増加といった背景を受けて、「トータルで主流になっていくHDを軸に開発した」と説明する。
全製品にステレオ音声にも対応した無料HDテレビ電話ソフト「Logicool Vid HD」が付属し、HD 720p(1280×720)のテレビ電話が利用できる。また、YouTubeや「Facebook」にもワンクリックでHD動画をアップロードできる機能を搭載している。
フルHD 1080p(1920×1080)品質で動画撮影ができるのは、フラグシップモデルとなる「ロジクール HDプロ ウェブカム C910」で、同社としては初のフルHD対応製品となる。
オートフォーカスに対応したカールツァイスの「Tessar」レンズ、ステレオマイクを搭載し、臨場感のあるクリアな録音が可能になったという。なお、ビデオキャプチャはフルHDに対応しているが、テレビ電話の場合はHDとなる。静止画は、最大1000万画素(ソフトウェア処理)の撮影が行える。このほかに、自分だけのビデオエフェクトを作成できる「ビデオマスクメーカー」機能も備える。ロジクールストア価格は9980円で、発売は8月27日。
折りたためるポータブルデザインのHDウェブカメラ「ロジクール HDウェブカム C510」も登場した。360度回転するクリップスタンドを備える。静止画では、最大800万画素の撮影が可能だ。専用のキャリングケースが付き、ロジクールストア価格は4980円。発売は、秋を予定しているとのことだ。
HDのテレビ電話と動画撮影に対応したウェブカメラ「ロジクール HDウェブカム C310」は、単体モデル(ロジクールストア価格:3480円)のほか、ステレオヘッドセット付きの「ロジクール HDウェブカム C310h(ヘッドセット付モデル)」(同:3980円)がある。いずれも、静止画は最大500万画素の撮影となる。発売は8月27日。
エントリー向けのHD対応ウェブカメラ「ロジクール HDウェブカム C270」は、単体モデル(同:2480円)とモノラルヘッドセット付きの「ロジクール HDウェブカム C270m(ヘッドセット付モデル)」(同:2980円)がある。HDテレビ電話に必要な基本的な機能性能を備え、静止画では最大300万画素の撮影が可能だ。発売は8月27日。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス