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バイドゥ、検索にコミュニティを融合--中国で人気の「てぃえば」日本版を公開

鳴海淳義(編集部)2010年07月27日 16時59分
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 検索サービス「Baidu.jp」を提供するバイドゥは7月27日、検索キーワードをベースにユーザー同士で情報を投稿し合うサービス「てぃえば」ベータ版を公開した。バイドゥが中国で圧倒的なシェアを握るきっかけとなったサービスが、ついに日本に上陸してきた。

 てぃえばは、1つの検索キーワードごとに設けられた「部屋」の中で、ユーザー同士が情報を投稿し合って、検索結果を充実させていくもの。たとえば、ラーメンやペット、花火大会2010などのキーワードごとに部屋が作成されている。ユーザーは検索経由でこれらの部屋を発見し、自分の思いや知識、熱意などを発信していく。新たに部屋を作成するには「Baiduパスポート」でのログインが必要。

  • 「てぃえば」トップページ

  • 検索キーワード「ラーメン」で検索すると、ラーメンに関するURLの羅列ではなく、「ラーメンの部屋」が表示される。

  • 「ラーメンの部屋」にはいくつかの話題ごとにスレッドが立っている。これをトピックという。「うまいラーメン屋」のトピックにはユーザーがオススメのラーメン屋の名前を書き込んでいる。

 部屋に集まったユーザー同士のコミュニケーションが情報を生み出し、ほかのユーザーにとっての新たな発見となることが期待される。バイドゥはインターネット上でユーザーと情報を結びつける手段として検索(サーチ)を提供してきたが、今後はコミュニティの要素を取り入れた“サーチ&コミュニケーション”をコンセプトにサービスを提供していく。

 中国のバイドゥではてぃえばのようなサーチ&コミュニケーションサービスは以前から提供されていた。日本ではまずウェブ検索の精度向上を優先していたため、このタイミングでのローカライズとなった。バイドゥ代表取締役社長の井上俊一氏は8月1日で社長に就任して満2年を迎える。「もともとバイドゥの強みは検索とコミュニケーションの融合。ベースとなる検索が軌道に乗ってきたので、今後はコミュニケーション方面に力を入れていきたい」と新たな成長戦略を語った。

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