AT&Tが米国時間7月22日、第2四半期(4-6月期)決算を発表した。売り上げは前年同期比0.6%増の308億ドル、利益は前年同期比26%増の40億ドルだった。
AT&Tは好調を支えた要因として、同四半期中にiPhone契約者が増加したことを挙げる。同四半期中に「iPhone」をアクティベートした320万人の契約者のうち27%が新規顧客で、また、「iPhone 4」の事前予約数は1年前の「iPhone 3GS」のときより10倍多かったという。
他にも好調の要因としては、既存サービスの解約率が前年同期の1.48%から1.29%に減り、ワイヤレス契約者数が前年同期比13%増の9010万人に達したこと、ワイヤレスデータ分野の売り上げが前年同期比27%増の44億ドルに増加したこと、IPTVサービス「U-verse」の売り上げが前年同期比2倍以上に達し10億ドルを超えたことなどが挙げられる。
Appleの「iPad」については、同四半期中に40万〜50万台の端末をアクティベートし、そのうちの75〜80%の契約者が月額30ドルのデータプランに申し込んだという。しかし、その後AT&Tが6月に新しい料金体系を設けると、多くの人が25ドルのプランに移行している。
なお、このたびの四半期決算には、IBMに売却予定のビジネスソフトウェア部門Sterling Commerceの業績は含まれていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」