WindowsおよびMac向けソフトウェアの開発者に対し、Skypeのソフトウェア開発キット(SDK)の提供が開始された。これを使うと、ほぼすべてのアプリにSkypeのVoIP通話機能を搭載することが可能になる。
ルクセンブルクを本拠とするSkypeは現地時間7月14日、招待ユーザー限定のベータ版リリースとして、「SkypeKit」SDKの提供を開始した(利用には申請が必要)。SkypeKitのベータ版は、x86版Windowsと「Mac OS X」に対応している。
有名なVoIPサービス企業のSkypeが初めてSkypeKitを発表したのは6月23日のことで、まずはLinux開発者向けに第1ベータ版をリリースしていた。
無料のVoIP通話やビデオチャットといったSkypeモジュールのアプリへの追加は、Skypeのビジネスモデルにとって大きなメリットがあるが、Skype用のアプリを別に起動しなくてもプログラムの他の機能とともにSkypeの機能を利用できることから、ユーザーにとってもプラスになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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