スカイプ、Windows版とMac版のSDK「SkypeKit」をリリース

文:Jessica Dolcourt(CNET News) 翻訳校正:矢倉美登里、長谷睦2010年07月15日 11時37分

 WindowsおよびMac向けソフトウェアの開発者に対し、Skypeのソフトウェア開発キット(SDK)の提供が開始された。これを使うと、ほぼすべてのアプリにSkypeのVoIP通話機能を搭載することが可能になる。

 ルクセンブルクを本拠とするSkypeは現地時間7月14日、招待ユーザー限定のベータ版リリースとして、「SkypeKit」SDKの提供を開始した(利用には申請が必要)。SkypeKitのベータ版は、x86版Windowsと「Mac OS X」に対応している。

 有名なVoIPサービス企業のSkypeが初めてSkypeKitを発表したのは6月23日のことで、まずはLinux開発者向けに第1ベータ版をリリースしていた。

 無料のVoIP通話やビデオチャットといったSkypeモジュールのアプリへの追加は、Skypeのビジネスモデルにとって大きなメリットがあるが、Skype用のアプリを別に起動しなくてもプログラムの他の機能とともにSkypeの機能を利用できることから、ユーザーにとってもプラスになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]