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相次ぐモバイルARサービスの登場でARの認知度が向上--シード・プランニング調べ

藤井涼(編集部)2010年07月06日 11時40分
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 シード・プランニングは7月5日、AR活用サービス市場の現状や、AR産業の方向性などについて調査した結果をまとめた「AR(拡張現実)の現状と将来動向」を発表した。調査期間は2009年9月から2010年5月まで。

 同調査は、AR技術の活用が想定される、「モバイルコンテンツ」「モバイルコマース」「モバイル広告」「デジタルサイネージ」「ゲーム」「放送」「教育」「観光」の8分野を対象に、各分野におけるAR活用サービスについて予測したもの。

 それによると、2009年のAR活用サービス市場は、放送産業を中心に約200億円規模となったという。頓智ドットがiPhone向けに「セカイカメラ」をリリースしたほか、各キャリアがモバイルAR サービスを展示会に出展したことで、ARの認知度が大きく向上したためだ。

 また、2010年はスマートフォンが本格的に普及し始めることで、ARアプリをはじめAR技術を活用したサービスがより身近になると見ている。さらに、KDDIが国内携帯電話でもセカイカメラを利用できる「セカイカメラZOOM」を発表したことで、AR活用サービスの利用基盤も拡大し、様々な分野でAR活用サービスが利用され始めるという。

 今後は、ARマーカーや写真をかざすとより詳しい情報が取得できたり、看板やポスター、欲しい商品などを、モバイル端末で画像処理し、その場で購入できるモデルが確立していくと予測。

 その上で、2015年のAR活用サービス市場は、モバイルコマース市場が460億円、ゲーム市場が250億円、放送市場が250億円、デジタルサイネージ市場が235億円、モバイルコンテンツ市場が210億円、観光が170億円、モバイル広告が130億円、教育が90億円規模と、大きく拡大すると予測した。

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