社団法人電気通信事業者協会(TCA)と一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2009年度の携帯電話、PHSのリサイクル取り組み状況を発表した。
報告書によると、回収台数は692万台。前年度実績の617万台から12.1%の増加となった。事業者全体の回収率は、目標値の30%を上回る35.5%。回収した端末から採取した金属等のリサイクル率は95.5%となり、目標値の70%を大きく超えた。
一方、利用者へのアンケート調査では、過去1年間に買換、解約等により端末を処分したことがある人の割合は全体の15.5%。処分の方法では、「専売ショップで引き取ってもらった」が59.4%、「量販店で引き取ってもらった」が13.4%を占め、「ゴミとして捨てた」と答えた割合は前年度の12.4%から9.1%に減少した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果