AT&Tは、Verizon Wirelessからの帯域免許の買い取りに関し、米政府の最終承認を得た。Verizonは、Alltel買収の一環として、その帯域を売却する必要があった。
米連邦通信委員会(FCC)は米国時間6月22日、AT&TがVerizon Wirelessからこの無線免許を23億5000万ドルで買い取ることを承認した。FCCは、本件が競争上のリスクを高めることはないと述べた。
VerizonがAT&Tに免許を売却するのは、米司法省と交わした契約に基づくものである。Verizonは、地域の無線通信事業者であるAlltel買収の承認を得るために、独占禁止法の規制機関が定めた条件に従い、免許の売却に合意した。Verizonは2008年、281億ドルでAlltelを買収した。AT&Tは2009年5月に、同帯域を入札していた。
今回の帯域購入によってAT&Tは、無線帯域免許、ネットワーク資産、79のサービス地域における150万人の契約者を獲得する予定である。またAT&Tは、Verizonが小規模通信事業者と交わしたこれまでの合意事項と、Verizon Wirelessが他の通信事業者と交わしたこれまでのローミング契約をそのまま継承することにも合意している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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