米国時間6月2日に公開されたこの調査は、ソーシャルネットワーキングについて、スマートフォンなどウェブ閲覧機能を提供する高機能携帯電話を所有する人々の間で最も急速に増加している活動と位置づけている。
2010年4月の統計(3カ月の平均値)では、モバイルアプリケーションを利用したユーザー6960万人のうち1450万人がソーシャルネットワークにアクセスしており、2009年の同時期に比べて240%と急増した。
また、モバイルブラウザを使用した7300万人近いユーザーのうち、3000万人がブラウザを通じてソーシャルネットワークに接続した。前年同月比では90%増となっている。
comScoreのモバイル担当シニアバイスプレジデントのMark Donovan氏は、声明で次のように述べた。「ソーシャルネットワーキングは現時点でとりわけ急増しているモバイル活動だ。いまやモバイルユーザーの20%が自分の携帯電話からソーシャルネットワーキングサイトにアクセスしており、アプリケーションとブラウザの両方が今後もソーシャルメディアのさらなる利用を促進するとわれわれは予想している」
ただし、こうした携帯電話のユーザーは「Facebook」や「Twitter」にばかり入り浸っているのではなく、銀行口座にも頻繁にアクセスしている。2010年4月の統計で、専用アプリケーションを通じてオンラインバンキングを利用したユーザーはほぼ500万人、モバイルブラウザからオンラインバンキングを利用したユーザーは1320万人だった。
携帯電話のユーザーは、ニュースやスポーツ情報にもアクセスしている。専用のニュースアプリを利用したユーザーは930万人、ブラウザからニュースにアクセスしたユーザーは2600万人だった。また、スポーツ情報専用アプリの利用者は約770万人で、ブラウザからスポーツ情報を入手した人は2150万人だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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