Amazonは、より薄型で画質もより鮮明になった「Kindle」を8月に発表する予定だという。Bloomberg Newsが米国時間5月29日、匿名情報筋の話として報じている。
オンライン小売業者であるAmazonの計画に詳しい人物2人はBloombergに対し、この次世代電子書籍端末はタッチスクリーンやカラー表示には対応しないものの、ディスプレイはより鮮明になり、反応がよくなると述べた。
Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は先日、シアトルで開催された同社の年次株主総会で、カラーの反射型スクリーンを搭載したKindleの登場はまだ先の話であると述べた。Bezos氏は、The Wall Street Journalの同総会に関する記事で、「いくつかのものを研究室で確認したが、まだまったく製造段階にはない」と述べている。
The New York Timeは2月、Amazonがフレキシブルマルチタッチパネルを開発するニューヨークの新興企業Touchcoを買収したと報じた。この買収によって、AmazonがAppleのタブレットデバイス「iPad」の対抗策を計画しているという憶測につながった。
Bezos氏は25日、Amazonは、Kindleをこれまでどおり、書籍端末であることに注力し続ける意向であると述べた。
米CNETは29日午後、Bloombergの報道に対するコメントを求める電子メールをAmazonに送った。Bloombergは、Amazon関係者に電話したが返答は得られなかったと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス