クウジットとユーフォニックは5月20日、拡張現実(Augmented Reality:AR)を利用したマーケティングツール「GnG(GET and GO)」を共同開発したと発表した。あわせて、iPhone向けアプリケーション「GnG」をApp Storeにて無料公開した。
GnGは、2次元バーコード「CyberCode」のマーカーを含んだ画像パターンにiPhoneのカメラをかざすことで、映像や目的地までの誘導など、さまざまなインタラクション表現ができるソフトウェア。開発には、クウジットのAR技術「KART(Koozyt AR Technology)」と、ユーフォニックの映像技術を組み合わせている。
ユーザーは、GnGアプリケーションを用いてカメラを専用のマーカーにかざすだけで、ブランドに関連した映像や音声、CGなどのリッチなデジタル情報のほか、サービスや電子クーポンなどを入手することが可能だ。
アプリケーションの公開に合わせ、5月24日発売の「GQ JAPAN」7月号の誌面上で、GnGのARを体感できるコンテンツを紹介する。今後は、Android端末向けアプリケーションの公開も予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」