Parallelsは米国時間5月19日、「Windows 7」への移行ツール「Parallels Desktop Upgrade to Windows 7」を、同社サイトで発売した。価格は39.99ドルから。「Windows Vista」の一部のバージョンや「Windows XP」からWindows 7に移行するときには、複雑なクリーンインストールが必要となり、データのバックアップとリストア、プログラムの再インストール作業を伴う。同ソフトウェアは、このような問題を解決する。
また、Windows XPで使用していたプログラムの一部がWindows 7では動作しないといった問題にも、古いOSの仮想コピーを稼働することで対処しているが、この技術はユーザーの法的問題を引き起こす可能性がある。Windows 7の通常のアップグレード版のライセンス条件では、仮想マシンでXPの古いコピーを使い続けることは許可されておらず、「Windows 7 Professional」や「Windows 7 Ultimate」であっても、「Windows XP Mode」で使用する場合のみに限定されている。
Microsoftはこの問題について、現在Parallelsと協議中だと説明している。
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