アイ・エム・ジェイのグループ会社であるIMJモバイルは5月17日、同社が保有する調査パネルを対象に実施した「ソーシャルメディアに関する利用実態調査」の調査結果を発表した。
調査によれば、SNS、ミニブログ、Q&Aサイト、製品・サービスのレビューサイト、ショッピングサイトのレビュー、ブログ、動画共有サイト、画像共有サイト、企業サイト内のコミュニティ、ナレッジ共有サイトといったソーシャルメディアの利用者は、インターネット利用者の9割を越えることがわかった。
ソーシャルメディア利用者のうち、定期的にコメントなどを投稿しているユーザーは約3割にのぼり、10代から30代の女性に多いことがわかった。情報発信や収集に積極的で、自分が良いと思うものを人にクチコミする際もSNSなどのソーシャルメディアを利用している傾向がみられたという。投稿頻度も高く、SNSやTwitterなどのミニブログへ毎日投稿しているユーザーはSNSでは約3割、ミニブログでは約4割にのぼった。
ソーシャルメディア利用者が閲覧している日記やコメントは、SNSでは「実生活の友人・知人」の投稿によるものが最も多いのに対し、ミニブログでは「役立つ・参考になる情報を書いている人」が最も多く、コミュニケーションよりも情報収集を目的としているという傾向がみられた。
定期的にミニブログへ投稿しているユーザーの約2割は企業によるコメントを多く読んでいることがわかった。このことから、IMJモバイルでは、企業が投稿者に発信してもらいやすい情報や体験をミニブログで提供することにより、バズマーケティング効果をより高められると分析している。
調査は3月2日から3月5日にかけて、全国の15歳から59歳の男女を対象にインターネットリサーチで実施された。有効回答数は1000人。
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