ソフトバンクモバイルは5月18日、ソフトバンクモバイルの携帯電話2010年の夏モデルとして、20機種を発表した。そのうち14機種がTwitterアプリに対応した。
ソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏は、冒頭の挨拶で発表会のメインテーマはただ一つ、キーワードは「Twitter」と切り出した。
孫氏はTwitterを「初めてインターネットに出会った時以来の感動」と表現するなど、Twitterフリークとして知られる。
発表会でも「Twitterを開始して以来、人生とライフスタイルが変わった。人々と毎日お互いの脳がつながり合い、右脳と左脳のほかに外脳があるような不思議な体験をしている。さらにそれがくっつき合って合脳、そんな感覚。しかも仕事に役立つ。私の人生観が変わった。この感動を一人でも多くの人に伝えたい。分かち合いたいという気持ちでいっぱい」と熱く語った。
新モデルには、「買ったときにフタを開くと即Twitterが使えるよう、専用アプリを標準搭載した」(孫氏)という。初心者でも使えるよう3つのアプリを用意。ひとつは待ち受け画面から簡単に使える公式の「Twitterウィジェット」。シャープの「AQUOS SHOT」などで撮った写真をワンクリックでTwitterに投稿できる機能を備えたJavaアプリの「TweetMe for S!アプリ」。さらに初心者向けに、まだアカウントを開いていない人でも見られる便利な「twinavi」を用意した。有名人、スポーツ、エンタメなどにジャンル分けし、ジャンルをクリックするとツイートが見られる。14機種がTwitterアプリに対応するが、プリインストールされるアプリケーションは機種によって異なる。
今回のラインアップのうち、防水対応の携帯電話は9機種で、Wi-Fi対応機種は4機種。タッチメモリ液晶を搭載した防水ケータイ「mirumo2 944SH」(シャープ製)やCCD1210万画素カメラを搭載したWi-Fi対応でハイビジョン防水ケータイ「945SH」(シャープ製)をはじめ、ガンプラ30周年を記念してオリジナルガンプラと専用充電ベースを同梱したガンプラケータイ「945SH G Ver.GP30th」(シャープ製)など14機種をそろえた。
さらにソニーブランドの通信機能付きフォトフレーム、離れた場所からもいつもの携帯電話でペットなどを見守れる「みまもりカメラ」2モデル、3G一体型モバイルWi-Fiルータ「C01HW」(Huawei製)、「3Gハイスピード」に対応したUSBスティックタイプの「C02HW」(Huawei製)、ディズニー・モバイルの「DM006SH」を含めて合計20機種をラインアップする。
発表会には、白戸家でおなじみの上戸彩さんやガンダムファンとして知られる土田晃之氏やアムロのものまねで知られる若井おさむ氏らが駆けつけた。
5月17日、スターバックス コーヒー ジャパンと提携し、全国のスターバックス店舗で公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」に対応すると発表したばかりだが、さらに対応店舗を広げることを明らかにした。マクドナルドや銀だこ、サブウェイなど約60社を予定しているという。
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