[ブックレビュー]心の負担が軽くなる仕事の方法--「『前倒し』仕事術」

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朝日新聞出版
中井紀之
詳細:単行本 / 224ページ / 朝日新聞出版 / 価格:¥ 1,575 / 著者:中井 紀之 / 外形寸法 (H×W×D):18.8cm × 13.0cm × 2.4cm / 重量:0.3 kg
内容:たくさんの仕事をこなすコツは「前倒し」すること。言葉で言うのは簡単だが、実際に取り組むには難しいこの方法を実践するための手立てを紹介する。サラリーマンそしてライターとして多忙な毎日を過ごす著者が教える習慣とは?
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 タイトルを見て、仕事を「先延ばし」するのをやめるのでさえ大変なのに、仕事を「前倒し」するなんて考えられないと思ったら、今すぐ本書をお薦めする。著者は昼間は出版社に勤務し、夜はフリーライターとして執筆の仕事をする生活を20年続けているという。一体どうしたらそれほど多くの仕事をこなすことができるのか、不思議に思ってもおかしくない。

 本書ではその著者がモットーとしている仕事のやり方を、67の項目に細分化し紹介している。仕事が立て込んでくると、ついつい「忙しい」「時間がない」と口にしてしまいがちだが、著者の考えでは、そのような事を言ってる間に仕事を片付けてしまえということだ。仕事を先延ばしにすれば、いつまでもそれが気にかかって「今」を楽しめない。それならばむしろ、仕事を前倒ししてすっきりすれば、趣味の時間を心おきなく楽しめる。

 「アイデアを3つ出すときに本当に3つしか考えないのではなく、100個考える」「文章を1行目から書こうとすると立ち止まってしまうから、2行目から書く」など、実際にやってみると、心にのしかかっていた負担が軽くなる方法がたくさんあり、自分の習慣にしやすいコツが多いと感じた。仕事のやり方を少しずつ変えるだけで、生活自体に大きな変化が起きる可能性がある。

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