[ウェブサービスレビュー]iPhone、Evernoteとも連携--多機能タスク管理ツール「Nozbe」

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apivision.com
内容:「Nozbe」は、多彩な機能を搭載したタスク管理サービスだ。複数のプロジェクト登録、タスクの並び替え、所要時間や締切日の設定といったさまざまな機能を、Ajaxによるインターフェースで軽快に利用できる。
  • メインビュー。インターフェースは英語だが日本語入力に対応。タスクの処理が完了すればチェックを入れてグレーアウトさせるオーソドックスなスタイル。左列には各タスクが属するプロジェクトの一覧が並ぶ。タスク、プロジェクトともにドラッグして並び替えが可能

 「Nozbe」は、Ajaxを用いたインターフェースで軽快に操作できるタスク管理サービスだ。ほかのタスク管理サービスと比較した場合の大きな特徴は、なんといってもその多機能さにある。複数のプロジェクト登録、タスクの並び替え、所要時間や締め切り日の設定、メールによる登録、メールでのタスク送信、リピート設定、複数メンバーでの共有など、タスク管理サービスで考えられる機能のほとんどを網羅している。iCal形式でGoogleカレンダーにタスクを表示することも可能だ。

 中でも、各タスクに所要時間を設定できる機能は重宝する。片付けるのにどれだけ気が重いタスクでも、所要時間ベースでみると実はものの数分でできてしまう場合も少なくない。本サービスではこれら所要時間を入力していくことで、ついつい後回しにしがちなタスクの処理を促進してくれる。タスクの合計時間も表示できるので、すべてのタスクを予定時間内に処理できるかも確認できる。

  • タスクの登録にあたっては、そのタスクが属するプロジェクト名のほか、タスクの属性(コンテクスト)、所要時間、締切日、繰り返しの有無などを登録できる。コメントも記入できる

 各タスクには、自宅、外出先、移動中といった「コンテクスト」がつけられるので、現在の状況下で処理できるタスクを一発でリストアップできる。例えば電車での移動中に処理できるタスクに「移動中」というコンテクストを付与しておき、あとから複数のプロジェクトを横断して抽出するといったことが可能だ。また各プロジェクトには添付ファイルを登録したり、メモをつけたり、タグをつけてEvernoteと連携できる機能も用意されている。

  • タスクの属性を「コンテクスト」として指定できる。例えば、電車での移動中に処理すべきタスクに「移動中」というコンテクストをつけておけば、ここのリンクをクリックするだけで抽出できる

  • 設定した締切日をもとに、カレンダー形式でタスクを一覧表示することも可能

  • 各プロジェクトにはノートを記入したり、ファイルを添付したりすることも可能。Evernoteとの連携機能もある

 フリー版ではタスクの登録数に制限はないものの、プロジェクトやコンテクストの最大登録数が5個までといった制限がある。これら条件が緩和された有料の上位プランが用意されている点は、競合サービスである「Remember The Milk(RTM)」と同様だ。

 難点があるとすれば、あまりにも多機能すぎて全容がつかみにくいことだろうか。特に前述の所要時間の記入やコンテクスト分類などは、それらの機能に魅力に感じて使い始めた人はともかく、初めてのユーザーはややとっつきにくい。インターフェースが英語のため、機能の使い方を理解する前につまずいてしまうことも少なくなさそうだ。ハマればどっぷり、馴染めなければさっぱり、という典型的なサービスだと思われるので、しばらくフリー版を使ってみることをおすすめしたい。

  • 各プロジェクトごとに印刷、メール送信、RSS出力などができる

  • 次に処理するべきタスクは、クリックして星マークをつけることで、左列のプロジェクトの上段にある「Next Actions」から呼び出せる。下段には各タスクの所要時間の合計値も示されている

  • iPhoneアプリも用意されている。現行のアプリはシンクロがやや不安定だが、本稿執筆中の時点で近日中の大幅なバージョンアップが予告されており期待できる

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