位置情報ベースのネットワーキングサービスを展開する新興企業foursquareの動向が注目されている。創業者のDennis Crowley氏が米Yahooによる約1億ドル超の買収提案を拒否した一方で、Yahooで合併買収(M&A)の新しい責任者を務めるAndrew Siegel氏が、拠点のあるニューヨークを訪問して同氏の説得を試みているという。AllThingsDが米国時間4月16日に報じている。
いまのところ、この取り組みは遅々として進まず、Yahooが財政面での優位性を強く示していないため、Crowley氏はこの買収に対して懸念を抱き始めている模様だ。
また一方で、強力な投資会社であるAndreessen HorowitzとKhosla Venturesは、有利な資金提供を申し出て、foursquareの独立性と、急成長するステータス更新サービスの勢いを維持させたい意向だ。
情報筋によると、ロシアの投資会社Digital Sky Technologiesなどますます多くの企業が関心を寄せているという。Digital Sky TechnologiesはFacebookやZyngaなどに資金を提供している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス