Community Simul Radio Alliance(CSRA)、一般財団法人日本気象協会、フライトシステムコンサルティングが、共同で開発したiPhone/iPod touch向けラジオアプリ「コミュニティFM for iPhone」(i-コミュラジ)を発売した。価格は350円。
i-コミュラジは、iPhone/iPod touchでCSRAに加盟している各地域のコミュニティFMラジオ放送を聴取できるアプリ。ラジオ聴取機能以外にも、天気情報や各局が紹介する地域情報などを提供する。
当初は9つの放送局が参加する。今夏までにはCSRAに所属する36の放送局がすべて揃う予定だ。
CSRAでは2008年4月から、コミュニティ放送の電波の届かない地域に対して、インターネットでラジオ番組を配信している。iPhone/iPod touchに対応したことで、外出中などでもリアルタイムな聴取が可能になった。
アプリの機能は主に3つ。好みの放送局を選んで各局の生放送番組をストリーミング再生する機能、放送中の番組名、番組内容(一部の番組のみ)、番組表、その地域の天気予報を画面で表示する機能、各放送局が紹介する地域情報を表示する機能だ。
今後は放送を聴きなからiTunes Storeで楽曲を購入できるようにしたり、位置情報と連携して遊べるようにしたりする予定だ。これによりラジオ放送局の新たな収益源確保も目指す。
CSRA代表の木村太郎氏はi-コミュラジについて、「ただのiPhoneラジオとは思っていない。デジタルサイネージの携帯版でもある。まだ機能的には限定的だが、今後法的な規制をクリアしてより使いやすいものにしていきたい」と述べた。
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