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[ブックレビュー]ネット上で信頼を獲得するための方法--「ツイッターノミクス」

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株式会社文藝春秋
タラ・ハント(著者)、 村井章子(訳)
詳細:単行本 / 288ページ / 文藝春秋 / 価格:¥ 1,650 / 著者:タラ・ハント 津田 大介(解説) /訳:村井 章子 / 発売日:2010/03/11 / 外形寸法 (H×W×D):19.0cm × 13.4cm × 2.8cm / 重量:0.4 kg
内容:Web 2.0以降に登場した、Twitter、ブログ、ポッドキャスト、SNS、Wiki、ソーシャルブックマークなどの登場は世界にどんな影響をもたらしたのか? ネット上に生まれた新しい価値の指標を示す。
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 ソーシャルネットワークサービスがかなりの速度で普及しつつある現在、企業も人も、ネット上で信頼を獲得することが、重要な要素となっている。インターネット上で利用できるサービスは、今まで物理的に結びつきにくかった人々を結びつける。そのため、ごく簡単に企業と人が繋がるようになった。そのような新しい時代には、新しいビジネスのやり方がある。

 著者は、Web 2.0以降の世界では、物理的なお金そのものよりも「その人に対する評価の証」のようなものが重要であるといい、作家のコリイ・ドクトロウのSF小説に出てくる「ウッフィー」という言葉を軸にしている。ウッフィーは、お金で買えるものではなく、ネットワークで結ばれた人同士の間の信頼や尊敬、影響力などが、徐々に積み重なって生まれるという。

 本書を読めば、このウッフィーを生み出す基になるブログやTwitterなどのオンラインサービスを、どのようにビジネスに利用すればいいのか、多くの成功事例と失敗事例から学ぶことができる。ここで重要なのは、初めての試みに対して、失敗を恐れずに行動に移すことであり、「問題は失敗をすることではなくて、やってしまった失敗にどう対処するかということ」である。

 第9章では、初めての取り組みにつきものの「無秩序」を、覚悟して受け入れたからこそ、良い結果が得られた事例を示しながら、「具体的な目標設定や達成度を測る指標」として11のアドバイスを挙げている。これらは企業でソーシャルネットワークサービスを利用しようとする場合、必読だ。今後ますます、企業はオンラインコミュニティから影響を受け、ウッフィーなしでは生きられないだろうという。すでに日本でも、ソーシャルネットワークサービスを利用して成功している企業が出てきているのだから。

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