Palmは米国時間2月26日、「Palm webOS 1.4」をリリースした。「Palm Pre」および「Palm Pixi」に対するビデオ録画と編集、共有機能が追加されている。
最新版では、ビデオ録画に加えて、ビデオ編集、YouTubeやFacebookへの直接アップロード、電子メールやMMSメッセージ経由の共有が可能になっている。また、Adobeの「Flash 10.1 Beta」プラグインもサポートする。Palmによると、「同プラグインはスタンドアロンのアプリケーションで、『App Catalog』で提供する予定」とのことだが、同プラグインの提供時期については明らかにされていない。
Palmのウェブサイトによると、webOS 1.4では、バッテリ寿命とアプリケーション起動時間が改善されるとともに、一部のアプリケーションの性能が向上しているという。携帯電話の画面をオフにしているときにも、ユーザーに新着のボイスメールや電子メールなどを知らせるLED通知機能も新たに追加された。
米国では、Sprint顧客向けにwebOSの同アップデートが提供されている。欧州では、O2 U.K.、O2 Germany、O2 Ireland、Movistar顧客向けに提供されている。しかし、Verizon、Bell Canada、Telcelユーザーにいつアップデートが提供されるかは、現時点では明らかになっていない。Palmによると、「アップデートは、他のネットワークを利用するPalm webOS搭載電話にも近々提供される予定」だという。
今後数日の間に携帯電話は自動的にアップデートされる予定だが、ユーザーは「Update」アプリケーションを用いて手動で今すぐ自分の電話をアップデートすることもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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