Adobe Systemsは米国時間2月11日、「Adobe Reader」と「Adobe Flash Player」に存在する新しい深刻なセキュリティホールについて明らかにし、Flash Playerの脆弱性を対象とするセキュリティアップデートをリリースした。Adobeによれば、Reader向けのパッチも来週公開される予定だという。
Adobeによるセキュリティ情報の事前通知によれば、以下のソフトウェアを対象とするアップデートが16日にリリースされるという。
16日のアップデートではFlash Playerの問題も修正される、とAdobeは述べた。
セキュリティ情報によれば、Adobeはその一方で、Flash Playerのバージョン10.0.42.43(およびそれ以前のバージョン)に存在する脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。「ドメインサンドボックスを破壊し、権限のないユーザーによるクロスドメインリクエストを可能に」する恐れがあるという。
Adobeはユーザーに対し、Flash Playerバージョン10.0.45.2と「Adobe AIR」バージョン1.5.3.1930にアップデートするよう勧めている。
Adobeはまた、「BlazeDS」バージョン3.2以前に存在する重大な脆弱性を修正するセキュリティアップデートもリリースした。この脆弱性は、「LiveCycle」や「Flex Data Services」「ColdFusion」にも影響を及ぼす。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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