ネットワールドは1月25日、鹿児島県垂水市役所のサーバ群再構築プロジェクトで、サーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphere 4」が採用され、本格稼動を開始したと発表した。
今回のプロジェクトでは、システムの提案と構築を南日本情報処理センターが、仮想化ソリューションをネットワールドが担当し、メーカーの保守期限切れが近づいた古いサーバ群を中心に仮想化を実施した。
ProxyサーバやDNSサーバ、Microsoft Exchangeサーバ、セキュリティ用サーバなど合計10台を2台の物理サーバに集約し、ラックの占有スペースを従来の6割程度に縮小した。
システム構築にあたっては、システムを長期に継続して使用することを想定し、最新のWindows Server 2008をvSphere 4の仮想化環境に新規構築する方法を採用した。文書管理システムなどは、アプリケーションがWindows 2000 Serverだけに対応していたため、仮想化環境にそのまま移行し、既存資産を有効活用することでシステムの改修コストを削減したとしている。
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