Googleは、現金で245億ドルを所有しており、フルタイム従業員数は2009年9月末の1万9665人から1万9835人に増加したと述べた。
同社幹部らは、広告が第4四半期において堅調だったと述べた。製品管理担当シニアバイスプレジデントを務めるJonathan Rosenberg氏は電話会見で、「YouTubeは収益性が良くなっている」と述べた。
グローバルセールスを統括するNitesh Arora氏は、大手広告主の支出が増え、全体的にも広告主によるインターネットでの広告支出が増加していると述べた。「小売業界の広告主によるオンライン支出に増加傾向が見られた」と同氏は付け加えた。
一方で同社は、検索サービスに550項目の品質改良を加え、ユニバーサル検索の機能を拡大し、音楽およびリアルタイム検索を開始し、インデックスの拡大と高速化を実現したとRosenberg氏は述べた。
「われわれのすべての製品をよりソーシャルなものにするつもりだ」と同氏は述べ、将来的には検索結果を、検索者の居場所や検索結果に関する検索者の友人らの意見にリンクする可能性を示唆した。
Googleは先週、同社ネットワークに対する中国からの攻撃と人権活動家であるGmailユーザーらに対する監視を明らかにしたが、その後の中国における状況について質問を受けた。同社は中国における同社のウェブ結果の検閲を停止する予定であり、必要ならば中国市場から撤退する恐れもあると述べている。
「中国の人々を親愛している。中国における当社の従業員を愛している」とSchmidt氏は述べた。「中国での事業継続を強く望んでいる」(Schmidt氏)
幹部らはまた、「Android」ベースのスマートフォン「Nexus One」の戦略について質問も受けた。Nexus Oneは、流通においてGoogleと携帯電話パートナー企業を競合する立場に置くものと思われている。
Schmidt氏は、「それについては、かなりの混乱が生じている」と述べた。「Nexus Oneの目的は、携帯電話の新しい購買方法を示すことにある。Nexus Oneは単に、オンラインで1社または複数のメーカーから携帯電話を購入し、オンラインで設定して動作できるようにするという方法を示す最初の例にすぎない。今のところパートナー各社は、このメッセージを理解してくれており、また、それに対して満足している」(Schmidt氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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