トランスコスモスは1月20日、同社の子会社で、韓国国内市場向けにコールセンターサービスを提供するトランスコスモスコリアが2009年11月9日に韓国の通信会社であるKTと戦略的な業務提携を締結したことを発表した。
KTは、韓国内でブロードバンド事業「QOOK」、携帯電話事業「SHOW」、ISP事業「Paran」、公衆無線LAN事業「Nespot」などを運営する韓国最大手の通信会社。グループ子会社には、業界最大手のコールセンター運営企業があり、コールセンター座席数約2万席を保有している。
トランスコスモスコリアは今回の業務提携により、KTグループが運営するコールセンター業務の一部を受託し、1月より2拠点、座席数約900席で業務を開始した。同業務での2010年の年間売上は、約250億ウォン(1ウォン=約0.08円)を見込んでいる。
今後はKTとの共同マーケティングを推進し、これまで単独での参加が難しかったKTのグループ企業や第1金融圏などに対してもコールセンターサービスを拡大するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」