「タブレットは2010年に数千万人が購入」--Deloitte予測

文:Don Reisinger(Special to CNET News) 翻訳校正:矢倉美登里、高森郁哉2010年01月20日 12時45分

 Deloitteの調査部門が発表した予測によると、タブレット型コンピュータは2010年にようやく消費者の支持を得るという。

 Deloitteは米国時間1月18日、2010年に「数千万人」がタブレット型コンピュータ(Deloitteの命名によれば「NetTab」)を購入すると予測した。

 「NetTabは、(スマートフォンやノートPCが満たしていない)消費者の特定のニーズを満たすと予想される」とDeloitteは述べた。同社は、スマートフォンは「動画の鑑賞やウェブの閲覧にもまだ少し小さい」一方で、ノートPCやネットブック、超薄型PCはまだ「大きすぎる、重すぎる、または高価すぎる」と論じている。

 Deloitteは、2011年以降についてはさらに楽観視している。同社によると、市場が2010年にNetTabの好調な売れ行きを確認すれば、競争が急速に激化し、GPS機器をしのぐハイテク業界の1部門を形成することになるという。

 「仕様が分かっていない機器の売上高を予想するのは難しいが、発売直後の年間売上高が10億ドルを超えると見積もるアナリストもいる。この額は、個人用ナビゲーション機器の世界売上高よりも大きい」(Deloitte)

 これまでのところ、Hewlett-Packard(HP)やDellを含む大手PCメーカーがタブレットを提供する意向を表明している。Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、2010年1月に開催された見本市2010 International Consumer Electronics Show(CES)でHPの「Slate PC」を披露した。

 Appleが1月27日に予定しているイベントは、おそらくこの分野で最も期待されている発表であり、同社がここで独自のタブレットを披露する可能性もある。

 とはいえ、タブレットは目新しい製品ではない。PCメーカーが売り出した以前の機器は普及にいたらず、製品に謳われているような価値が本当にあるのかという疑問の声も上がっている。Deloitteは、従来のタブレット機器が失敗したのはデザインと焦点が原因であり、新たに発売される製品群ははるかにうまく行くと断言している。

 「(以前のタブレットは)グラフィックス、ソフトウェア、ユーザーインターフェースが期待外れで、携帯電話ネットワークやWi-Fiネットワークとの接続も不十分であり、とりわけ重要なのは、それらが主に業務向けのデータ入力機器の役割を担っていたことだ。これとは対照的に、主にメディアおよびウェブ閲覧用の使いやすい消費者向け機器は、市場に広く受け入れられる可能性がはるかに高い」(Deloitte)

 今のところ、消費者向けタブレットはまだ市場でヒットを飛ばしていない。だが、1月27日にSteve Jobs氏がステージに上がって「最新の製品」を披露したら、状況は一変するのかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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