Symantecは米国時間12月17日、18才以下の子どもの間でよく検索される用語トップ100を発表した。これは、保護者が子どものオンライン検索状況を監視できる同社無料サービス「OnlineFamily.Norton」によって明らかになった。100位までには「Sesame Street」やトワイライトヴァンパイアシリーズの人気映画「New Moon」など無害な用語も挙がったが、男子の第4位、女子の第5位には「sex」が登場し、トップ3の「YouTube」「Google」「Facebook」に次ぐ結果となった。
男子の第25位までには、ソーシャルネットワーキングサイトやショッピングサイト、特定のアダルト用語が集中した。女子の場合には音楽、テレビ番組、映画、有名人情報などを好む傾向が見られた。
有名人でいえばトップは当然のことながら、故Michael Jacksonで、第12位に登場している。続く第13位にはポップシンガーのTaylor Swiftが入り、そのほかにはMiley Cyrus、Britney Spears、Beyonce、Black Eyed Peas、Jonas Brothers、Eminem、Rihanna、Chris Brownといった有名人たちが名を連ねた(Chris Brownは元恋人のRihannaに暴行を加えたことを認めて以来、2009年の話題になっている)。
しかし、こうした有名人情報の検索は、場合によってはPCに悪影響をもたらすことがある。Symantecでは、有名人情報の検索をきっかけに、ウイルスやスパムなどのマルウェアをまき散らす危険なウェブサイトに導かれるケースを確認している。
7才以下の子どもはビデオゲームに関連する用語を検索し、より年長の子どもは音楽に熱中する傾向があることも分かった。トゥイーン(8〜12歳)の27%、ティーン(13〜18歳)の34%が音楽関連の用語を検索している。子どもたちに最も検索された楽曲はMiley Cyrusが歌う「Party in the USA」で、次点にはBlack Eye Peasの「Boom Boom Pow」が入った。
技術系の単語では、「MySpace」が第8位、「MSN」が第33位、「iPod Touch」が第98位に顔を出し、第100位には検索エンジン「Bing」がすべり込んでいる。
このトップ100リストをまとめるにあたって、SymantecはOnlineFamily.Nortonサービスのユーザーによる検索1460万回分を追跡し、送信頻度の最も高かった用語から最も低かった用語までをランク付けした。検索用語は匿名で収集されたため、特定の子どもや家族との関連は把握されない仕組みとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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