リクルート メディアテクノロジーラボは12月17日、Flash動画作成サイト「コマーシャライザー」にて、上位版サービス「コマーシャライザープロ」の提供を開始した。
コマーシャライザーは、テンプレートを選択し、画像のアップロードと動画内で表示するテキストを入力するだけで、オリジナルのCM動画を無料で作成できるサービス。作成した動画はコマーシャライザーのポータルサイトで公開できるだけでなく、ブログやウェブサイトに貼り付けることもできる。
サービスは2008年6月より提供しており、2009年12月時点での登録ユーザー数は約2万5000人、これまで作成されたCM動画は約6万8000件、動画が貼られたウェブサイト数は約8万サイトに上る。作成された動画は不動産屋による物件紹介動画をはじめ、結婚や子供の成長を紹介する動画など多岐にわたる。
今回提供を開始したコマーシャライザープロでは、これまで30点用意していたテンプレートを50点に拡大。さらに著作権処理済みで自由に利用できる画像素材と音楽素材をそれぞれ500点以上提供する。動画内に表示するテキストのフォントも20種類から選択可能となった。
また、動画の表示サイズや再生プレーヤーのデザインも設定可能。作成した動画をそのままYouTubeに直接アップロードしたり、動画をダウンロードしたりもできる。
さらに、コマーシャライザープロで作成した動画については、著作権を作者が保持できるため、ダウンロードした動画の商用利用や再販も可能となっている。
サービスの価格は、動画の作成および配信10件、ダウンロード15回までで1万円からとなっている。支払いは銀行振り込みおよびクレジットカードに対応する。
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