Adobe Systemsは米国時間12月14日、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のセキュリティホールを悪用した攻撃に関する報告があったことを発表した。Adobeは同社のProduct Security Incident Response Teamブログにおけるアドバイザリで、「Adobeは14日午後、Adobe ReaderおよびAdobe Acrobat 9.2以前のバージョンにおける脆弱性が悪用されたという複数の報告を受け取った」と述べ、「この件を現在調査中で、顧客へのリスクを評価している。より多くの情報が得られ次第、アップデートを提供する予定」と続けた。Adobeの広報担当者によると、同社は14日、提携するセキュリティベンダー3社から悪用の疑いについて報告を受けたという。
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