ユーザーローカル、アクセス解析ツール最新版「User Insight 2」を発売

　ユーザーローカルは11月25日、ページ閲覧時の振る舞いを視覚的に調査できるウェブアクセス解析ツール「User Insight」をバージョンアップし、「User Insight 2」として発売した。

　User Insight 2では、従来からの特徴であるサーモグラフィ表示「ヒートマップ」に加え、広告管理やコンバージョンなどの機能を追加した。さらに、性別や年齢などのユーザー属性を広告管理やコンバージョンなどと連動できるようになり、「コンバージョンしたユーザーの男女比」や「この広告からアクセスしてきたユーザーの年齢層」などを推計できるようになった。

　管理画面ではその日のページビューや訪問者数、ユニークユーザーなどをリアルタイムに解析し、動的にカウントアップする。「誰が」「いつ」「どのページに」「どんなキーワードで」アクセスしてきたかというユーザーの行動もリアルタイムに更新する。

　ユーザー属性の分析には性別、年齢、地域、業界などに加え、新たに「年収」の項目が追加された。会員サイトなどでは「ログイン／非ログイン」の割合も算出できる。

　Twitterやソーシャルブックマークなど、ネット上の評判を解析することもできるようになった。商品名や解析対象URLなどを登録しておくと、Twitter上でどんなクチコミが起こったかを解析したり、いつどのタイミングで、どれくらいのクチコミが増えたかをトラッキングしたりできる。解析対象サイトに付与されたソーシャルブックマーク数の推移、RSS購読者数の推移もわかる。

　利用価格は月額5万円から。ユーザーローカルはUser Insight 2の発売を記念して、同サービスの活用方法を説明する勉強会を開催する。

よく読まれている箇所がわかるヒートマップ

コンバージョンを解析

Twitter解析で、設定したキーワードのクチコミを表示